看護師の業務負担を減らして、患者さんに向き合う時間を作る方法について解説します
今の業務負担を減らし、患者さんと向き合う時間を増やすには、業務の「見直し」「効率化」「分担」の3つが重要です。
✅ ① なくせる業務はないか?(業務の見直し)
✅ ② 効率化できる業務はないか?(業務の効率化)
✅ ③ 誰かに任せられる業務はないか?(業務の分担)
この3つの視点で考えると、「本当に看護師がやるべき業務」に集中しやすくなります。
① なくせる業務はないか?(業務の見直し)
まずは、「今やっているけど、本当に必要?」という視点で業務を見直します。
✅ チェックするポイント
- 慣習で続けている業務はないか?
- 例:「昔からやっているから」と続けている記録や申し送り
- 実際に使われていない情報なら省略する
- 重複している業務はないか?
- 例:電子カルテと紙のダブル記録、看護師間の重複した申し送り
- 記録の一本化や申し送りの簡素化を検討
- 看護の質に影響しない業務をやりすぎていないか?
- 例:病室の清掃、物品補充などを看護師がやっている
- 看護補助者に任せられないか検討
「必要な業務」と「不要な業務」を仕分けし、なくせる業務は思い切って減らす!
② 効率化できる業務はないか?(業務の効率化)
次に、「時間がかかりすぎている業務」を効率化できるか考えます。
✅ 効率化のアイデア
- 申し送りの時間を短縮
- 長い申し送りは「重要な情報だけ伝える」「書面や電子ツールで補足する」
- 例:「5分ルール」を設けて、ポイントだけを伝える
- 電子カルテのテンプレートを見直す
- 記録が長すぎると負担になるので、入力フォーマットを工夫
- 例:「選択式」や「テンプレート」を活用し、入力時間を削減
- 業務スケジュールの見直し
- 看護師の動線や時間配分を工夫し、ムダな移動や待ち時間を減らす
- 例:「同じ部屋の患者さんをまとめてケアする」「検温や処置の時間を揃える」
「この業務、もっと短縮できない?」という視点を持つことが大事!
③ 誰かに任せられる業務はないか?(業務の分担)
「すべて看護師がやる必要がある?」という視点で、タスクシフト(業務の分担)を進めます。
✅ 看護補助者に任せられる業務
- ベッドメイキング、患者の移送、環境整備
- 検査の付き添い、物品補充、配膳・下膳
✅ クラーク(事務職)に任せられる業務
- 電話対応、物品管理、入院・退院の書類準備
- カルテの整理、伝票処理
✅ 医師や他職種と協力できる業務
- 点滴や薬の準備を薬剤師と連携
- 栄養指導や生活指導を管理栄養士と共有
「この業務、他の職種にお願いできない?」と考えることが、業務負担軽減の第一歩!
まとめ:看護師が患者さんに向き合う時間を増やすには?
1️⃣ 「なくせる業務」を探す(業務の見直し)
- 昔からの慣習や重複業務を減らす
2️⃣ 「短縮できる業務」を効率化する(業務の効率化) - 申し送り・記録・動線を工夫して、ムダをなくす
3️⃣ 「誰かに任せられる業務」を分担する(業務の分担) - 看護補助者や事務職と連携し、タスクシフトを進める
「看護師が本来やるべき業務」に集中できる環境をつくることで、患者さんと向き合う時間を増やせる!
あなたの病院では、どの業務を減らせそうですか?